誰もが経験する寝違え。
眠っていて目が覚めたときに、首の後ろや首から肩にかけての痛みが出ることがあり、いわゆる「寝違え」といいます。首を動かすと痛みが出る時もありますし、痛みで首を動かせない時もあります。
なぜ、この寝違えが起きるのでしょうか。
原因と予防・対処法についてご案内いたします。
寝違えとは、主に血液の循環が関係しています。
睡眠時は同じ姿勢を保ったまま体を動かすことはありません。寝返りがうまくできない人は、朝まで体勢を変えることができず、頭部が正常な位置からズレてしまった状態で、就寝してしまうこともあります。
不自然な体勢で寝たまま、部分的に筋肉が拘縮してしまい血行不良に陥ってしまいます。
そして凝り固まった筋肉が起床時、急激に伸ばされてしまうため、筋肉が部分的に断裂してしまい肉離れが生じるというわけです。
寝違えたときの誤った対処方法をとるとさらに血行不良になってしまい痺れなどを伴う場合があります。
寝違えた直後に患部をアイシングすると炎症の拡大を抑えることができます。
しかし、炎症が治った後も過度に患部を冷やし続けると、血行の促進が疎外されて回復が遅れる可能性があるので、注意が必要です。
急性腰痛では炎症の拡大を防ぐアイシングを行い、痛みの緩和を行うためハイボルテージといわれる医療機器を利用した施術がおすすめです。急性期の炎症を抑えることができる伝統鍼灸もおすすめです。
鍼灸治療を行うことで患部の炎症抑えることができ、鍼やお灸の刺激により体の疲れをとることで自然治癒力を高め症状の回復を促進することができます。